築40年の中古マンション DIY スケルトン⑤ 解体編3

 セルフスケルンまでの経緯

 築40年の中古マンショを購入し、自分たちの理想の空間を目指してフルリノベーションすることになりましたが、リノベ費用が予算を大幅にオーバーすることに。少しでも費用を抑えたい一心で、自分で室内を解体してスケルトンすることに挑戦しました。
 これからマンションを購入し、セルフスケルトンへの挑戦を考えておられる方へ、解体、費用など役立つ情報を発信できればと思います。
 マンションは100平米あり、解体費用は約150万円の見積もりでした。

 今回の作業・・・前回までに和室、納戸の解体がほぼ終わり、今回から本格的にリビングダイニングの解体が始まりました。フローリングを剥がす作業が大変でした(大きな音が出ることとや床面に強力に張り付いており中々の重労働でした。)が、終わって見ればスッキリとした空間ができてリノベーションのイメージが湧いてきました。

解体の時期について

 私が解体を行なったのは8月、9月の真夏の2ヶ月間でかなり暑かったです。解体中は粉塵が外へ出ないように窓を閉め切っていたため、蒸し風呂状態でした。毎日水分2リットルと着替えを持って解体に臨みましたが、脱水症状で頭が痛くなることも度々ありました。ファン付きの作業着の購入を考えましたが、今後のリノベーション費用を考えると、少しでもお金をかけずにという思いから断念しました。
 過酷な状況ではありましたが、解体が進むに連れてどんどん楽しくなってきたことや、広くなった空間を見るとリノベーションのイメージができてきたこと、帰ると子供が出迎えてくれことなどをモチベーションに、日々頑張るのでした。涙

 ダイニングの壁や天井、グラスウールの撤去が完了したところです。
 経年劣化した剥き出しのコンクリート壁の表情がいい感じです。躯体を剥き出しにしたリノベーションを「躯体表し」というそうで、よく雑誌で見かけます。自分の部屋と向き合いながら、どういうリノベにするか日々悩むのでした。(最終的には妻の意向になりそうです・・・泣)

 ※グラスウールの解体の注意点は前回の「築40年の中古マンション セルフスケルトン④ 解体編2」をご覧ください。

 こちらは床を残したリビングと、廃材置き場をとなっている和室です。間仕切りの間柱などは比較的脆く、解体時が手で引っ張れば簡単に壊せますが、躯体にへばりついた木材は強力にくっついているため、リフォームバーを使用して剥がして行きます。
 出てきた木材の置き場に、日々頭を悩ませていました。かなり場所をとり、一旦置き始めれば動かすのも大変なため、事前に置く場所は考えた方が良さそうです。(私は段取りが悪く何度も移動させました。泣)

 リビングダイニングのフローリングを剥がしました。フローリングは強力な接着剤で床面に張り付いていますので、剥がすのが重労働でとても時間がかかりました。大型のバールを使用してテコの原理でめくって行きます。(大きな音が出るので注意)
 フローリングの解体は体力的にかなり大変な作業でした。

 剥がし終わったフローリング材をガラ袋に入れました。かなりの量です。(この後、軽トラックに積み込むのため気分が下がります・・・)
 キッチンの解体した時の写真がないため、これで室内の半分が完了したことになります。キッチン解体の際は、止水弁をしめましょう。止水弁を開けたまま解体すれば、配管から水が漏れて室内が水浸しになります。(※止水弁は玄関外の水道メーターがあるボックスにあります。)

次回、各部屋の解体へ続く・・・

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