築40年の中古マンション購入③ 経緯3

 前回の続き・・・築40年のマンションを見学し、建物の雰囲気と室内からの眺望の良さに気分が高まる私たち。すぐさま親戚の建築家に連絡し日程を調整してもらい、一緒に見にくることにしました。

 建築家に同行いただき確認してもらいたいポイントがありました。自分たちのイメージ通りのリノベーションが可能かどうか。築40年という古いマンションを購入しても大丈夫なのか。ということです。物件見学時にはすぐにでも購入したいという思いがありましたが、ここは一旦冷静に。数千万の買い物ということもあり自分たちの理想が叶えられるのかをしっかり確認する必要があります。

 まずは間取りの変更についてを建築家と確認しました。
 マンションの構造には壁式ラーメン構造の2種類があるそうで、壁式は壁自体(鉄筋コンクリートの壁)でマンションを支えているため、壁を取り壊しての間取りの変更が不可。一方ラーメン構造は太い梁でマンションを支えており間取りの変更は自由にできるとのことでした。
 今回の物件はラーメン構造だったため間取りの変更は可能でした。間取りを変更できた方がリノベーションにはかなり有利になります。
 ※壁式ラーメン構造を見分けるポイントは室内に梁が出てきているかどうか。ということだそうで、古いマンションでは室内に梁が出ていることが多くすぐにわかるそうです。

 次に築40年のマンションの購入についてです。
 築古のマンションをいつまで住めるのか。また手放したいときに売れるのか、ということです。
 建築家曰く、大規模修繕等の管理をしっかりと行なっていれば、60年以上は余裕でもつとのこと。また購入場所が人気のエリアかつ駅近などの好立地であれば中古マンションの価格は下りにくく、売る際も戸建てに比べて売りやすいとアドバイスをいただきました。
 そうして我々夫婦も納得しマンション購入を決意するのでした。

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